【正義とは?】ドラマ『青のSP』スクールポリス役の藤原竜也さん&生徒役 吉柳咲良ちゃんの迫真演技に注目!
皆様こんばんは、nene.です。
藤原竜也さんの鬼気迫る演技が大好きな私。
今日はようやく火曜21時スタートの『青のSP』初回放送を見たので、そちらの感想をいつものごとくつらつらと…
まだ見ていないよという方は、ネタバレにご注意ください!
まず、藤原さんの代表作と言いますと、やはり『バトルロワイヤル』ではないでしょうか?
一世を風靡したドラマでもあり、当時まだ幼かった私は片目をつぶりながら見た記憶があります。笑
そんな中、ひと際光って見えたのが藤原竜也さんの演技力。
彼の演技のどの辺が好きかというと、どこか切羽詰まったような危うさ、とでも言ったら良いのでしょうか。
今にも壊れてしまいそうなほど繊細で、ガラス細工のような細い綱を渡っているかのような心理描写をリアルに表現されるところ。
舞台『ロミオとジュリエット』のロミオ役や、『ハムレット』のハムレット役など、精神的に追い詰められる役がとってもお似合い。
繊細で静かかと思いきや、胸の内は熱く燃え滾っていたり。
冷静と情熱の間、そんなカラーを持っているのではないかな?と勝手ながら思っています。
とはいえ、藤原さんの舞台はまだ拝見したことがないのですが…
いつか生でお目にかかりたいと思っております。合掌。
そんな『バトルロワイヤル』から早20年(!)
久しぶりにがっつりと見た藤原さんのスクールポリス役は、想像を遥かに超えて、圧倒的存在感を誇っておられました…
20年前をガラス玉だとすると、今回はいぶし銀とでも言いましょうか(?)
でも、その繊細な表現力は変わっておらず、繊細さの中にも歴史や経験が基づいた堂々たる存在感を確立したような感じでした。
スクールポリスとしての役目を果たすことに情熱を傾け、(彼の)正義のためには容赦はしない、まさに「守ってやるが、容赦はしない」といった言葉がピッタリ。
かっこよすぎるやん……
正義という言葉を使いましたが、
ドラマを通して、いったい何が本当の正義なのかを問われているような印象も受けました。
警察としての正義は、悪を徹底的に裁くこと?
教育における正義とは、生徒に心を砕くこと?
このふたつはおそらく相容れないことのように思います。
保護者や世間体を第一に考える日本で、スクールポリス制度がなかなか導入されない理由が何となくわかりますよね。
悪いことは悪いとするのか、その悪い行いをするに至った心理に迫るのか、
どちらが生徒のためなのか…
ドラマを見終わった頃には、答えが見つかるのでしょうか?
え、そもそもそんな社会派なドラマではないのか?笑
ちょっと頭がヒートアップしたところで、タイトルの後半部分について。
このドラマの生徒役の印象としては、等身大さがすごい!
中にはジャニーズや今注目の若手俳優さんもいるようですが、中学生としてのリアル感が際立っていて、何ら違和感を感じずストーリーに集中できます。
そこで私が注目したのが、3‐1の生徒・翔子役の吉柳咲良ちゃん。
16歳とのことなので、比較的等身大ですね。
第一話では、ドラマの後半部分においてキーパーソンだったわけですが、彼女の堂々とした口調とナチュラルな演技には思わず見入ってしまいました。
大人にもくらいついていけるような切れ者さと、容姿の愛らしさ。そして、トーン。
このバランスがめちゃくちゃ良かった!
調べてみると、ミュージカル『ピーターパン』で10代目ピーターパンなのだとか。
ホリプロ所属で映画『天気の子』ではヒロインの弟役。
え、弟?と思いましたが、少し落ち着いたトーンからそれも納得です。
咲良ちゃんをはじめ、生徒役にもまだまだ注目していきたいものですね!
教育現場のトラブルというトラブルを詰め込んでおり、見るのに少々気力が必要なドラマですが、学園もの&刑事物(しかも藤原竜也)ということで、いろんなニーズに対応してくれそうですね…!
あと、画面の色調がどこか昔懐かしい昭和感(ベタな感じ)があるなと感じたのですが、その辺もねらい目なのでしょうか?
見逃した方、なんと『ジルバ』に続きこちらもFODで見れるらしいです。
ちなみに『バトルロワイアル』も!
これはもうそろそろ2週間無料、入るしか…?☟
藤原竜也さんについていき隊の方、清き一票を…☟
『ジルバ』感想
『ボス恋』感想