皆様こんばんは、nene.です。
千秋楽から一夜明け、いかがお過ごしでしょうか？
私は、だいきほお披露目全国ツアー公演「'D'ramatic S」のBDを見て号泣したところから始まる一日でした。
泣くつもりなんて全くなかったんですが、The情緒不安定…笑
そんなわけで雪組ロス甚だしいのですが、本日は絶対的実力で知られる雪組トップコンビ・だいきほについて語っていきたいなと思います！
よろしければ、お読みいただけると嬉しいです☟
まあやきほ？全ツの時に私が抱いた思いとは
望海風斗さんについて語ったことはたくさんあるのですが、その相手役 真彩希帆さんに深く言及したことはなかったかと思います。
間違いなく今言えることは、のぞさんの絶対的な嫁であり、100人に1人の逸材娘役。
そして雪組で燦然と輝く大きな存在！でございます。
しかし、
冒頭でも述べたお披露目公演時に私が抱いていた思いは、今と全く逆のものでした。
自分でも忘れていた気持ちで、今日相方に指摘されて驚いたくらいなのですが…
トップ就任当時、私はきいちゃんに対して良いイメージを抱いていないようでした。
「もっと宝塚の娘役らしくして欲しい」そう言ったそう。
まさに固定観念でもあり、恥ずかしい限りなのですが、当時は前トップである咲妃みゆさんのイメージが私の中で強かったのかもしれません。
そんなきいちゃんでしたが、今は大好きですし、のぞさんの相手役はきいちゃんじゃなきゃ！！という感じで信頼をおきまくっています。
最初のイメージを払拭して、ここまで信頼をおけるのって技術はもちろん、あの太陽のようなお人柄のなせる技だろうか。
謎の反発心を抱いていてごめんよおぉお。と平謝りの日々です。
まさに'D'ramaticな出会い。だいきほのこれまで
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
のぞさんのブリネクスペシャル内で、「Home」のデュエットの相手役をきいちゃんが務めたことは周知の事実。
あれから数年経ち、今度は堂々トップコンビとしてHomeを披露することになったのですから、まさに奇跡の巡り合わせ。
真彩希帆の「希」と、望海風斗の「望」を取って「希望」コンビの名に相応しい、とってもドラマティックな出会いですよね♡
プロフェッショナルコンビならではの関係性
そんなドラマティックな再会を果たし、共に歩み始めたふたりでしたが、待ち受けていた運命はなんとも塩っ辛いものばかり…
プレお披露目の琥珀も、大劇お披露目のひかりふるに加え、ファントムや壬生義士伝などなど…ストレートに（？）結ばれたものといえば、一番最新の全ツはばたけくらいですよね（あれもなかなか異色でしたが）
それ以外は敵対していたり、結ばれなかったり、悲恋だったり、もはや怪人だったりなんかして。
サヨナラ公演に至っては、「世の不幸」と「不幸と共に生きる音楽家」という究極に難しい関係性。もはや精神世界です。
なぜこんなに真っ直ぐとした純愛ものがないのか。
その理由は、
彼女たちのレベルが高すぎるという部分が少なからず関係しているのではないでしょうか。
できる人にはついつい難しい役を充てたくなる。
そんな演出家さんたちの思いも、分かる気がしますよね。
ふたりの役を振り返って、関係性を考えてみると、のぞさんが仕事に生き、きいちゃんがそれを支える。見守る。
そんな役が多かったように感じます。
それはまさに、芸事にストイックなのぞさんをやさしく強く見守るきいちゃん。
そんなだいきほ像に重なる気がしてなりません。
それでこそプロフェッショナルコンビだいきほ！なのですが、もしふたりの技術がさほどじゃなかったら…
ストレートに純愛ものとか回ってきたのでしょうか？
技術がさほども、ストレートな純愛ものも想像しにくいことですが笑、どうか来世では、手放しにラブラブなだいきほでもあってほしい！
そんなことを願ってしまいます♡
巧みな技術の裏にある真実。今明かされた舞台裏でのエピソード
プロフェッショナルなことに加え、超絶感覚人間なおふたり。
千秋楽後のスカステ内トークでは、のぞさんの口から「ほぼ全ての感情を共有してきた」と、のぞきほファン胸きゅんな言葉を聞くことも叶いました。
いろんなこと一緒に経験してきた、や、一緒に乗り越えてきた、ならよく聞く話ですが、感情まで共有というのはなかなか聞けた話ではありません。
トップコンビは夫婦のように阿吽の呼吸であると言われる中、より神経が研ぎ澄まされ、感情が伝わりやすいおふたりは尚更、相手の気持ちがスッと入ってくるのでしょうね。
そんな関係って、ほんと素敵だなぁ♡
でも、同じトーク内では意外なことも判明。
歌やお芝居は問題ないのだけど、唯一ダンスだけはニュアンスが通じないことがあると。どう伝えていいのか手段が分からず、どのように改善していいのかも分からない。
あのおふたりにもできない面があるのが本当にビックリですよね！
そんな時に助けてくれるのが、のぞさんの同期のあゆみさん。
雪組屈指のダンサーと言われるあゆみさんが、だいきほのダンスを繋ぐ架け橋的役目をしてくれていたそうですよ。
お披露目のデュエットダンスにはじまり、サヨナラ公演まで見てくれていたとのことで…千秋楽の日も、「なんか寂しい」と言いながら背中を押して送り出してくれたんだとか。
なんともハートフルで、泣ける話ですよね。
雪組ってほんとあったかいし、だいきほが雪組のみんなといい関係性を築けているのが分かってほっこりじんわり。
そんなみんなに見守られながらの卒業は、この上なく幸せなんじゃないでしょうか。
最後の挨拶では望海さんが言及。きいちゃんの本心とは…
最高にあたたかく、順風満帆に見えただいきほのおふたりですが、終演後、SNSではとあることで少々ザワザワ。
いつものぞさん強火担のきいちゃんが、退団のご挨拶ではのぞさんの名前を出さなかったと。
のぞさんは出したのに、なぜ…？と言わんばかりの呟きの数々。
何度目かのカテコでのぞさんが周りに話を振ったのは、きいちゃんに愛を叫んで欲しかったからじゃない？
そんなことを囁かれていました。
相方も言っていたし、確かに物足りない感じはしていたのだけど、きいちゃんは名前こそ出さなかったものの、比喩とゆう形で言葉を綴っていたため、私はそこまで不自然に思いませんでした。
でも、その違和感の答えは、終演後のトークできいちゃんご本人の口から、しかと。
「胸がいっぱいでうまく言葉に出来なかったんですけど…」と、言葉をつまらせながら、隣にいられて幸せでしたというふうなことが語られていました。
きっと彼女は、いつも自分のことは後回し、のぞさんや周りの人のことを第一に考えて、行動してきたんだと思います。
きいちゃん本人のディナーショーでも、その時こそ明かさず気丈に振舞っていたけど、無観客で本当は心細かったり不安だったりしたことを、ノゾミの特出でこぼしたことがありましたね。
自分を抑えて、いろんな場所でいろんなことに立ち回ってきた宝塚人生だったのではないでしょうか。
のぞさんは最後こそきいちゃんの方を向いたけど、普段はいつも、自分を見つけ息づかせてくれるファンの方と一番に向かい合い、心を砕いてきたのではないでしょうか。
これはすべて憶測ですが、思い返すとのぞさんの言葉はいつも最終的にファンの方へ向かって放たれていた気がします。
そんなのぞさんを横で見てきたからこそ、のぞさんのお邪魔をしてはいけないと思った、できた嫁心理の結果だったのではないのかな？
そんなふうに思います。
そんなきいちゃんのことを、良い意味で裏切るのぞさんの
「君の最後を俺が奪おう 誰にも渡さない」（Byシルクロード）
カッコよすぎですからね！！
菅野先生の心の響く曲「続く誰かの道になろう 光の道になろう」
「夢の続き託して」。
菅野先生が手がけた、話題の曲ですね。
大きな木の下で、だいきほのふたりを雪組子が取り囲み、そのさらに後ろには「続く誰か」の、さききわ次期トップコンビが。
あの場面、あたたかくて希望に満ちていて、少し切なくて大好き。
夢は続く、受け継ぐという形が雪組らしくていいなぁと思うのです。
また近い未来、
後世ならぬどこかで、ふたり笑い会うだいきほのおふたりが見られますように。
愛と尊敬と感謝をこめて…♡
連日長文だよ！という愛のぽちをぜひ…☟
