Everything you can do now.

今できることのすべてを。レズビアンカップルの片割れ、nene.の奮闘記。

前職を振り返る… あの時の感触、身体が覚えてる。

f:id:otoko627:20200721003411j:image

皆様こんばんは、nene.です。

 

 

先日「音楽の日」の記事の中で、「スイッチャーさんが凄い」と書きました。

 

※スイッチャーさんとは、映像の切り替えをする方の事です。私も詳しくないので、詳しくはググッてください!←

 

MISIAとBEGINの映像の時に、特にそれを実感しました。

「生放送」であれだけ「魅せるカットが撮れる」なんて…

 

MISIAは横からのアングルで前ボケを使っていたところに、BEGINはあえて背後からのカットを撮っていたところに感動と感心を覚えました。

 

 

なぜ私がそれまでスイッチャーさんに関心があるのかって、それは私が同じ「生」の現場を撮っていたからですね。

 

ここからは少し、私の前職のお話になります。

 

 

もしかすると初めて書きますが、私は以前 結婚式のお写真を撮っていました。

 

まだまだ半人前のままで辞めたので、ウェディングカメラマンなんて到底言えないんですが、いちおまあそんな部類に入ると思います。

 

 

人生の大事なハレの日。

一生に一度しかない、毎秒が貴重な時。

 

撮り直しはできない、一瞬を逃せない、失敗は許されない。

そんなポイントがいくつもあり、一回一回が緊張の連続。

 

 

生の怖さを知っているから思うこと、なのかもしれませんね。

 

 

当時は上下真っ黒な黒子に徹し、参列者の邪魔にならないよう常に膝をついて這いずり回っていたのが少し懐かしく思い出されます。

 

少し脱線しますが、今日相方の案件の手伝いで動画を撮りました。

と言ってもスマホで、ですけども。

 

やってるうちに本気になってしまって、気付いたらしゃがんで膝をついてました。笑

 

 

だから当時の制服は膝が白く擦り切れ、

式場の硬い床や披露宴会場の絨毯、たまに行っていたスクール撮影のときの運動場の砂の感触を、今も身体が覚えています。

 

 

一生忘れることは無いのかもしれない、そんなふうに思います。