【その女、ジルバ。第9話】草笛光子さん×薔薇。コンテンポラリーダンスのように紡がれるくじらママの壮絶過去
皆様こんばんは、nene.です。
「ジルバ」もとうとう最終回目前。
読者投票では予想を遥かに超え、今季の人気ドラマ第3位に入ったそうですね!
オトナの土ドラ枠がこの順位とは、かなり快挙なことではないでしょうか?
おめでたい!!
そんなわけで、盛りだくさんだった9話の感想いってみよ~☟
※ネタバレ注意
くじらママの素顔。ぷんっと拗ねた様子もかわいい♡
前回の終わり急に倒れて、「どうなる?!」となったくじらママの検査結果は、ただの飲みすぎ。
正直、安否に関わる展開になるのかと思っていたのでホッとしました…:( ;´꒳`;)
ベットにほぼすっぴんで横たわるくじらママの姿に衝撃を受けた方もいるのでは?
ホステスさんたちの変身ぶりからは、毎度ながら良い意味で女のすごさを思い知ります。
ただの飲みすぎとはいえ、倒れた拍子に身体を痛めたママ。もちろんお店にも出れず、挙句の果てには拗ねる素振りも。
でもそんな拗ねた様も…かわいいんですよねぇ♡
(え、私だけ…じゃないよね…?)
すみれ×石動さんのかもしだす夫婦感に思わず
ママが倒れたと聞いてすみれと石動さんがお見舞いに駆けつけるのですが、ふたりの並びがもう…
確かついこの間まで派手に喧嘩してましたよね?と疑ってしまうほど、夫婦感まんさい。
お顔立ちの系統が似ているのもあるかも…!
微笑ましいこと限りないのですが、すみれだけがママの部屋への入室を許可されたあとのやりとりがもう。
「いちゃいちゃすな」
まさに、これ。笑
男子禁制。くじらママが持つ女のプライドが気高い…
ママを1番にご贔屓する、JUZOくんもお見舞いにと訪れるのですが、もちろんママは拒否。
こんな情けない姿は見せられないと、ホステスさんの、いや、女のプライドがほんと気高い…
伺いを立てに来たあららには、それくらい分かるでしょ~?!って思わず私も突っ込んでしまいました( ºωº ;)
それはともかく、ママのNOを聞いたJUZOくんの答えがまた200点満点だったのよ…
自分の行いを悔い、素直に受け止める真摯な彼。
ママのファンはやっぱすごいわ(?)
「わきまえてる」の一言に尽きる。
某元会長に聞かせてやりたい話です!←
マスターは特別。大人ふたりの空気感が唯一無二
男性陣は決して部屋に入れないママでしたが、マスターだけには姿を見せていました。
とはいえ、髪をちゃんと結んで、こころなしかお化粧もしっかり目にするママにまた、女の心意気を感じ。
さらには「もう少しそばにいて。ジルバのそばについていた時みたいに」と言い放つ様がもう…
くじらママとマスター、あのアンティークな部屋でふたりが紡ぐ大人な1場面。
めちゃくちゃ素敵です(語彙力の喪失)
くじらママの壮絶過去を気高き薔薇にのせて
ネットでも反響が大きかった、くじらママの過去シーン。
花を売らず、生きるために自身を売っていた辛い過去を、真っ赤な薔薇を交えて綴っていました。
白くて素朴なワンピースを身にまとい、髪の毛を下ろして、いつもはバーのステージである場所で繰り広げられる回想劇。
まるでコンテンポラリーダンスかのようにメッセージ性が強く、胸に刺さってきて、思わず画面に釘付けになってしまいました…
アララの言う「ママは薔薇が似合う」というセリフは、草笛光子さんご本人にもいきる言葉ですね。
前々から思っていたことが判明したのですが、草笛さんは豊かな表現力を持って舞台サイズのお芝居をされる方。
テレビで見るのがもったいない!と言うべきか、テレビで見れるのがありがたい!と言うべきか否か。
ジルバの慈愛に充ちた瞳からの魂の号泣演技に、ちぃちゃんやっぱスゲェ
ママの回想シーンには、「ジルバ」も登場。
火をつけて走って逃げたきら子を許し同調する瞳が、本当に慈愛に満ちていて…
かと思いきや、現実世界でママの過去に心を寄せて号泣するのは、まぎれもない「アララ」。
最終回手前で池脇千鶴さんことちぃちゃんの演技力を、改めて思い知らされました。
2役を演じこなすってこういうことかぁと。
いやところでこのドラマ、豪華すぎない??(今更)
芸達者な方たちが集っているのが、きっと「ジルバ。」の高評価にも繋がっているのでしょうね!
そんなこんなであと1話。
どんな形で収まるのか、いやほんとに収まる?と疑ってしまうほどまだ散布しているように思えますが。
皆様同様はやくもロスを抱えながら、楽しみに待ちたいと思います…!