JOC森会長のマスクなし会見「わきまえない女」発言は、お茶の間感覚?
皆様こんばんは、nene.です。
今日のSNSはずいぶんと賑やかでしたね。
もちろん、東京五輪組織委員会・会長である森さんの女性蔑視発言の一件です。
森さんの発言はこう。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」
それ、いろんなことを加味して、もし男性に例えて言うなら。
「男性に浮気は付き物です」
こういうことでしょうか?
というやや噛みついた問題提起からスタートです。
私も否定はできませんが、今コロナウィルスの影響で日本全体がピリついている傾向にあると想像できます。
だからというわけではないかもしれませんが、森会長の記者会見では記者の方も、随分と切り込んだ質問をされていましたね。
(あれはあれで、要らぬこともにおわせてしまってたからどうかなと思ったけど…)
だからもう、森さん、余計な発言で日本を更なる炎上の渦に巻き込まないで…
というのが一番の本音です😅
そんなわけで、森さんの発言に関してはなんともどこから何を申していいのか迷うのですが、主に以下の3点にツッコミを入れたいわけです。
①理事会の長さは性別が関係しているわけではない
③発言の場に対する責任感
それぞれ以下で言及していきます。
①理事会の長さは性別が関係しているわけではない
女性はおしゃべりで、発言をすると(会議の)時間が長引きがち。
森さんは結局こう言いたいわけですね。
確かに、女子トークという言葉があったり、友人同士でランチなどに出掛ける機会も多く、男性よりは口数が多いイメージがあっても仕方がないでしょう。
でも、女性でも無口な人はいるし、一方男性でおしゃべりな人もいる。
トークのテーマによっても口数は異なるだろうし、性別がどうだからと一概には統括できないということは一目瞭然のこと。
そもそも、エントリーシートから性別欄をなくしたり、男女平等を呼び掛けている近年の日本で、性別がこうだからこうというという発言をするのはまさに日本の恥と言えるのではないでしょうか。
しかも元総理大臣ということもあって、かつては日本を率いていた実績をお持ちの方。
当時と状況は違うといえども、自分の置かれている立場をもっと重んじるべきだなというのが率直な感想です。
②女性へのステレオタイプ(固定観念)
森会長は、御年83歳。
これもまさしく固定観念であるのかもしれませんが、その「女は黙って男に従え」的な時代を生きてきた方の考えを覆すのって、いくら日本の価値観が変わっていけどもそう簡単なものではない思うんです。
そんなこともあってか、今の女性を見て森会長は以下のよう発言を続けています。
「女性は競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言うと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。みんな発言されるんです」
私からすると、それって何が悪いの?
発言の場なわけだから、発言して然るべきだし、発言してこそ会議の開催意味もある。
決められた決定に頷いてばかりいる会議に、何の意味があるのでしょうか。
(これは一般企業の会議などにも言えそうですね😅)
でも、こーゆうところが、森会長の言う『わきまえない女』なのかもしれませんけどね!
③発言の場に対する責任感
①の最後に「発言に責任を持つべき」と言いましたが、そのような指摘は当然のことながら既にされていて、それに対して森さんは「場所は選んで発言している」風なことを言っていました。
いやいやもう小学生の言い訳じゃないんだから?
場所をわきまえていたらセーフとかいう次元の話ではない、とも思いますし。
森さんの意図を汲むなら、JOPの評議会はお茶の間か。とも思います。
そもそも、森さんの発言がもはや聴き取りやすい状態ではなくなっていたし、口の動きが見えないからマスクを外すべきだとこのコロナ禍に驚くべき指摘をしていたこともあり、いろいろ問題がありすぎて、結局森さん早く引退して…に辿り着いてしまいました。
もうおじいちゃんだから仕方ない…と思う反面、やっぱり日本の恥ともとれます。
そんな森さんに喝を入れるためにも、ロンブーの敦が東京五輪の聖火ランナーを辞任したのは勇気ある行動だなーと思いました。
残念ながら、森さんにはまったく堪えていないようですが。爆
敦の一件については、また後日言及することにしようかな。
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