葉加瀬太郎さんが語った、「ベートーヴェンが闘っていたもの」に望海風斗ファン涙目
皆様こんばんは、nene.です。
今夜放送の「林修の今でしょ!special」ご覧になった雪組ファンの方は、どれだけいらっしゃいますでしょうか。
番組の1部では、葉加瀬太郎さんが年明けに望海風斗さんが演じられるベートーヴェンについて解説していました。
チャンネルを回していてたまたま行き当たったのですが、あの1時間ほどで偉大なベートーヴェンの人となりや偉業が実によくわかる番組でした。
途中、相方は「のぞさんは絶対みるべし」と言っていましたが、「言われずともベートーヴェン像完璧につくりあげてくると思うよ」と、のぞ様ファンの相方を差し置いて言及してしまったほど。
のぞ様のお芝居には、ゆらがぬ確信がありますお馴染みワタクシです(?)
お恥ずかしながら私、
ベートーヴェンが晩年耳が聞こえなくなった事実を知らなかったんです。
そうと知ってからというものの、難聴と戦いながら曲作りに励む彼の姿を完璧にのぞ様に重ね合わせてしまって…
もう泣きました(早)
ヅカオタは、妄想の準備に長けていますね。ハイ。
番組中では他にも、葉加瀬太郎さんから見た実に深イイベートーヴェン象が語られていました。
几帳面で神経質なことで知られるベートーヴェン。
その性格は、彼の生みだした作品にもよく現れているようで…
例に挙げられていたのが、「トルコ行進曲」と「田園」。
トルコ行進曲って、ベートーヴェン作曲のものを含め2曲あるって知らなかったんですが。
皆様はご存知でしたか?
あー!
これどちらもトルコ行進曲なの?って、プチ驚き。
ベートーヴェンが作曲した方は、シンプルな曲調が堅実に繰り返されている、真面目さが現れている曲。
一方、
途中からどんどんと盛り上がる様は、ホントにトルコ軍が迫ってくるかのような臨場感を味わうことが出来ました。
改めて聞くと、素晴らしい曲…
「田園」の方は、とある仕掛けが曲中に取り入れられている曲なんです。
田園風景を眺めながらお散歩して作られたらしいのですが、鳥の鳴き声が楽器で表現されているんですね。
繊細な鳥の声は、当時の情景がまざまざと浮かんでくるよう…
メロディー以外の面で如何に表現力を高めるかを追求し、工夫を重ねた賜物だと言われています。
しかも、
鳥と言っても1種類にとどまらず、ナイチンゲールやカッコウなど数種類に渡ります。
更に譜面には、ちゃーんと鳥の名前と共に、音符が振られていました…
もう、几帳面が愛おしいですね(末期)
葉加瀬さんは、こう推測されていました。
ここまで苦労を重ねていたのは、どんどん聞こえなくなる耳に恐怖を覚え、幼少時代に聴いた頃の記憶(音)を忘れてしまわないうちに、苦心し戦いながらも形に残しておきたかったんじゃないかと…
ほらもう、考えただけで泣けるでしょ?(真顔
この精神キワキワな状態、演じ切れるの望海風斗さんくらいですよ。
彼女ほどの重みがないと不可能。
交響曲で歌を取り入れた先駆者と言われ、第九が後々まで恐れられるほどの偉業をなし得たベートーヴェン。
もう、言わずもがな。
ウエクミ先生、期待しかありません……
※次第にベートーヴェン沼の予感