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今できることのすべてを。レズビアンカップルの片割れ、nene.の奮闘記。

【ビアンカップル】年の差恋愛における年下が悔しいと思うこと4選【実体験】

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ビアンカップル 年の差恋愛における年下が悔しいと思うこと4選


皆様こんばんは、nene.です。

 

 

突然ですが、恋愛に障害は付き物ですよね。

中でも大きな障害なのが「年の差」です。ただ年齢が違うだけなのに、普通の恋愛からは少し外されて、「年の差恋愛」という特別なカテゴリーに入れられてしまう…。

 

しかし、「ただ年齢が違うだけ」が、大きな悔しい出来事を招いてしまう。悲しい現実ではありますが、そんなことも少なくありませんよね。

 

そこで今回は、16年上の同性パートナーを持つ私nene.が「年の差恋愛における年下が悔しいと思うこと4選」を実体験をもとにお届けします!

 

歳の差恋愛における年下が悔しいと思うこととは?

ラインナップは以下の通り☟

 

  • 相手と(社会人)経験に差がある
  • 自分の知らない(生まれていない)過去が相手にある
  • 店員さんに親子と間違えられる
  • 相手に年上アピールされる

 

これを書こうと思ったのは、ただの思い付き。

しかし、同じ境遇にいらっしゃる方が「そうそう」と思ってくれたり、歳の差恋愛で私と逆の立場の年上さんが「へぇ」と思って頂けると幸いです。

 

私は同性愛者ですが、おそらく異性愛者さんも歳の差恋愛に違いはありません。ほとんどのことに当てはまって頂けるのではないかな?と思います。

 

ではさっそくレッツゴー!

 

1.相手と(社会人)経験に差がある

もし、社会人同士であるなら、このことは比較的小さな悔しさで済むのかもしれません。また、年の差が大きくても同じ立場や役職を経験しているとしたら、話は別なのかも。

 

しかし、学生と社会人であった場合どうでしょう。

私も相方と出会った当初は学生でした。しかも、大学1年生という、まだ右も左も分からないうら若き乙女時代(?)ですよ。

 

私は特に大学に入るまでバイトをしたことがなかったため、社会人経験なんてまるでゼロ。今思うと、顔面蒼白になるような恐ろしい選択(当日に初バイトをドタキャンするetc)をしたこともあります。

当時は相方が密かに顔面蒼白になっていたのやもしれません。(しかし付き合いたてほやほやだったから、腹を割って話せなかった可能性120%)

 

したがって、社会人経験うん10年の相方との社会経験は雲泥の差

 

私がまるでなにも知らないためぶちあたる仕事関連の壁を、相方はすでに経験してるわけです。助言をくれて有難いなぁと思う反面、プライドの高い私は「くやしい」「なんで?」と思うこともしばしば。笑

 

最近になって、社会人の先輩であることに、心の底から感謝することができるようになったと思います。ありがとう!

 

2.自分の知らない(生まれていない)過去が相手にある

考えてみてください。

16も年の差があるということは、相手が16歳になるまで私はこの世に誕生すらしていないのです。誕生したとしても、物心がつくのは早くても5年・10年は後。

 

つまり、相手が生きた20年分以上ほどの月日を、私は知らないことになるのです。

 

年の差恋愛ではない人たちにも、付き合う前の相手のことは分かりません。しかし、それ以上に「自分の知らない相手の過去に嫉妬する」のが、年の差恋愛における年下ポジションの抱える悩みだと思われます。

 

そして、付き合いを重ねていくうちに見えてくる相手の過去。相手の青春時代。楽しかったこと、苦しかったこと、もちろん過去にお付き合いしていた人のこと。

 

しかし、その時まだ私はいないのです。なんとも言えない悔しさがあります。

 

特に私は、同性と恋愛するのが今の相方が初めてだったこともあり、悔しさのような嫉妬も一入。

15年のお付き合いの月日の中では、疑心暗鬼になって相方の過去の携帯電話を見てしまった黒歴史もあります…。これほど、「疑心暗鬼」という言葉がぴったりの感情を抱えたことは、先にも後にもないことでしょう。

 

皆さん、ここはひとつ冷静になって、人の携帯電話は過去機種であったとしても勝手に見てはいけません

良いことなんて一つもありませんから!!!(切実)

 

3.店員さんに親子と間違えられる

これは年の差恋愛の大定番「あるある」かもしれませんね。

何となく、「恋人らしさを醸し出しながら」歩いていると、異性同士の方がまだ訳あり・恋人っぽく見えるんじゃないのかなと思うのですがどうでしょう。

 

女同士だと、「ただの仲良し母娘」の可能性が高くなります。

今のご時世、仲良し友達親子とかも多いしね。

 

しかも、一方が若ければ若いほど親子に間違えられる確率がぐんと上がると思います。私もそうでした。昔はお店の店員さんなどに、95%くらいは親子認定されていました。

実際に「お母さん」や「娘さん」などとキメツケで呼ばれることも多く、当時若かった私はいちいち落ち込んでは泣いていましたよ。

 

今も思われることは多いんだろうけど、「まぁそのほうが都合がいいか」など妥協(?)することも多く、気にならなくなっています。

まぁ、家族に変わりはないわけだし。

 

ビアンカップルなんて、お互いが母であり彼女であり彼氏みたいなもんでしょ?笑

 

だがしかし、昔プレゼント選びで入ったティファニーのお姉さん。

完全に私を「やんちゃな娘」扱いしましたよね。(当時ちょっと格好がアレだった時代)それはまぁ見事に、一ミリの疑いもなく。

 

販売のお仕事(しかもアクセサリー)をされているんなら、頭の片隅くらいには最低「そうかも」という考えを置いておくことをおすすめします!

逆に、4℃のお姉さんは素晴らしい対応だった。

 

ブランドというか個人の問題だろうけども、それ以降やっぱり4℃はご贔屓にしますよね。

 

4.相手に年上アピールされる

ちょっと把握違いされそうだけど、決して目上ぶられるとかではなく。

「自分がさきしぬ…」みたいなネガティブな方。生死に関わらずとも、付き合うこと自体においてもそう。

 

自分はうんと年上だから君とは釣り合わない・君には未来があるなどなど…

私も最初、相方に身を引かれそうになりました。この場合、私がまだビアンじゃなかったってことも大いに関係してくるわけですけども。

 

しかし、「ずるいなぁ」と思います。

 

先日まで毎週火曜日に放送していた「私の家政夫ナギサさん」でも、いわゆるオジサンのナギサさんとバリバリのキャリアウーマン・メイとの年の差恋愛が描かれていましたね。

 

その中で、ナギサさんは自分の身体に不安を感じ、メイを遠ざけるわけです。しかしメイは、ふたりでクリアしていけばいい!とゴールイン。

なんだか救われたような気持ちになりました。

 

これを見て、年の差恋愛を考える年上の方が、少しでも臆さず前向きに考えてくれることを祈るばかりです。今でこそその気持ち、ちょっとは分かりますけど…そんな「年上アピール」はずるいです。

 

次は「よかったこと」もお届け予定!

今回、このような私の思い付き4選記事を読んでくださった方ありがとうございました。もしかすると、もう後いくつか出てくるかもしれませんが、今回はこの辺で失礼します。

 

よき年の差恋愛ライフを!♡