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今できることのすべてを。レズビアンカップルの片割れ、nene.の奮闘記。

Twitter写真界隈におけるコロナ自粛世情②

皆様こんばんは、nene.です。

 

 

今回も前回の続きです。

興味のない方ごめんなさい。

 

 

 

それではさっそく…☟

 

 

前回の記事はコチラ

nene627.hatenablog.com

 

 

 ポートレート撮影などの外撮影がメインの方には、かなり苦しいコロナ自粛世情の今。現に私も、以前は外撮影の方がもっぱら多いタイプでした。他の方が家の中で撮影されたお洒落な写真を見ても、「私にはこんな素敵なキッチンやバスルームないから」と、宅撮りなどは端から「諦めて」いました。

 ごちゃごちゃとした自宅のバスルームと、素敵な整頓されたバスルームの写真とを見比べては溜息をつく日々だったのです。こんな素敵なおうちがあっていいなぁ、こんなお家なら撮るのに、なんてひがんだことも正直あります。

 

 しかし、私はある日気付いたのです。

 素敵な宅撮りのお写真には、少しの工夫と、計算されつくした影の努力というものが存在することに。もちろん元より素敵なお部屋をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、すべての素敵な宅撮り写真を投稿している写真家たちが必ずしもそうではないということに初めて気付いたのです。

 

 それはある日の昼下がり。

 何気なくバスルームの横を通った時、脱衣所に光が差し込んでいるのが見えました。うちのお風呂の扉は全面擦りガラスになっていて、脱衣所の方に光が差し込む仕組みとなっているのです。

 その時私は漠然と良い光だなと思い、試しに一眼を構えてみたのです。

 

 こちらが、そのとき一眼レフで撮影したバスルームの写真です。

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そしてこちらが、スマホでありのままを撮影したもの。

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ちなみにスマホで撮った全体像はこちらで

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 私はこんなところで、どんな写真が撮れるというのだと日々思っていました。

 しかし実際一眼で撮ってみると、角度一つ、光の具合一つでこんなにも背景がぼけるものかと私は驚きと感動を覚えました。

 

ちなみにこんな写真も

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 大した写真じゃないじゃんと思われた方は申し訳ございません。

 しかし私としては、これまで諦めていた「お洒落な家」でしか「撮影できない」ことが、「お洒落じゃない家」でも「撮影できる」ことに変わった瞬間だったのです。

 

 私はスマホと一眼写真で比べてしまったのですが、スマホ一つでも、少しの工夫次第で固定概念が覆されるということもあるかもしれません。出来ないことを嘆くのではなく、とりあえず今出来る事、出来る可能性にかけて、実践してみるということが大事だとこのことから私は学びました。

 

 もし、批判している方が私と似たような「諦めている」方だとすれば、是非一度「実践して」みてほしいと強く願います。私のこの記事はあくまで憶測の、たられば記事で大変申し訳ないのですが、写真界に亀裂が入っているのを見過ごせなかったので、一人でも多くの方の目に触れ、何か感じて頂ければと思い書かせて頂きました。

 

 売り上げ低下による経済への影響など、数字に表れる影響も大きいのですが、人々の心にもたらされるコロナ自粛の影響も計り知れません。まだまだ先が見えない長く暗いトンネルのようなご時世ですが、少しの光でもくらいついていけたらと思います。

 

 心の傷をお互いに癒しあえる時代が来ることを願って。   2020.04. 某日 nene.

 

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